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2025.06.05

仕事は退屈せずに人生を面白くするための手段 社会人2年目の挑戦

WealthParkには、様々なバックグラウンドや思想を持つメンバーが集まっています。社員インタビューでは、どうしてWealthParkを選択したのか、日頃どのような想いを持って組織や事業に向き合っているか、WealthParkのBehavior Identity(行動指針)への解釈などを中心に、様々なメンバーにお話を聞いていきます。

今回は、WealthPark Alternative Investmentsの臼田さんからお話を聞きました。

プロフィール
臼田 真之 | Masayuki Usuda
一橋大学法学部を卒業後、2024年にWealthPark Alternative Investments株式会社に新卒入社。
学生時代は、アメリカンフットボール、留学、司法試験の勉強など、様々な分野に挑戦。
入社後は、法務・コンプライアンス担当として、コンプライアンス体制の整備や各種法令対応に従事。

どんな学生時代を過ごしましたか?

岐阜県出身なのですが、電車は1時間に1本、野山で遊び川で泳ぐような長閑な環境で育ちました。
中学生の時に東京に行く機会があり、企業訪問をしたり、東京の高校の授業に参加したのですが、これが一つのターニングポイントだったかもしれません。

慣れ親しんだ環境での心地良さよりも、コンフォートゾーンを出る。
知らなかったことを知る。
できないことができるようになる。
それこそが面白いと考えるようになりましたし、全ての行動の原点になっています。

高校では、自分が知らない世界を知るため・できないことをできるようにするために、留学することを心に決めました。
そして、留学実績がある隣の隣の市の高校に進学し、無事アメリカ・ノースカロライナ州に留学することができました。
早い段階で、文化も言葉も異なる・頼れるものが無い環境でゼロからの経験ができたことは、その後の人生のためになったと思います。

知的好奇心が強い!

そうですね!昔から勉強が好きで、英検・IELTS・漢検などの資格取得やテストで高い点数を取るのが好きでした。
昨年は証券外務員の資格を取得しましたし、今も貸金業務取扱主任者・証券化マスター・宅地建物取引主任者など、業務に関連する資格を勉強しています。
暗記するのではなく、原理原則、なぜそうなのか?を理解することが大切だと思っています。

それ以外だと、毎日川田さん(CEO)からSlackで全社共有される記事を読むのが好きですね。
ディープなものや海外の記事も多いので、読み始めた時は理解できないことも多かったのですが、入社した1年前に比べると理解できることが増えて嬉しいです。
特に、担当領域である金融・法律に関する記事はしっかり読むようにしています。

今は、WealthParkグループの一つで、第二種金融商品取引業免許と(WealthPark Capitalの)貸金業免許を活用して、貸付型ファンドを組成し投資家に魅力的な商品を届ける事業を行う、WealthPark Alternative Investments(以降WPAI)に所属し、法務・コンプライアンスを担当しています。
免許業をしっかりと行えるように、コンプライアンス体制の整備や各種法令対応、行政当局とのコミュニケーションを行っています。
金融商品取引法は大学で勉強したことがない法律で非常に難解なため、毎日うんうん唸りながら勉強しています(笑)。

法律の勉強をされていたんですね!

大学時代は法律を勉強していました。法律に興味を持ったきっかけは、高校の時に弁護士の講演会を聞く機会があり、自分の知らない世界に好奇心をくすぐられたこと。
大学生活の大半は、在学中に司法試験予備試験合格することを目指して、論文を書いたり暗記したりと、ガリガリ机に向かう日々を過ごしていました。
自分で決めた目標以上の結果は出せなかったのですが、やり抜いた実感があり・悔いもなかったので、だらだら続けるのではなく、法律家ではないキャリアを選びました。

今振り返ってみると、法律の勉強を通じて「客観的事実を基に筋道を立てて考え、結論を出す」「情報を自分なりに咀嚼する」「抽象と具体を行き来する」など、仕事や人生の様々な場面で活かせることを学べたと思います。

なぜWealthParkに入社することを決めましたか?

①「フェアな社会を目指す」という個人のビジョンとWealthParkのビジョンの重なり、②大きく社会を変えるチャレンジ、③カオスな環境、の3点が最終的にWealthParkを選んだ理由です。

①ビジョンから「フェアネス」を感じました。例えば、担任の先生によって思想や方針も異なるために、生徒会選挙に参加する機会が不平等だと感じたり、岐阜と東京、日本とアメリカを比較すると得られる機会が違う。自分ではどうにもできない事情で人生が左右されてしまうのは腑に落ちない、本人の意思や努力が反映されるべき、という理不尽に対する憤りが、フェアな社会を創りたいという思いに繋がっています。

②仕事は人生の相当な時間とエネルギーを費やすものだと思います。ただお金を稼ぐ・生活を維持するために働くのではなく、誇りを持ち・夢中になれる仕事をする人生にしたいです。WealthParkだったら、社会に大きなインパクトを与え、良い方向にもっていくようなチャレンジができると思いました。

③ビジネスモデルを聞いて、やりたいことの大きさと現在地のギャップが大きいので、間違いなくカオスだと思いました。VUCAの時代と言われますが、この時代を生き抜くには「新しいものに適応する力」が必要だと結論付けています。それならば、社会の変化よりも早く変化する環境に身をおけば良いのでは、と考えカオスな環境を選びました。その方が退屈しないですしね(笑)。

その後、内定者インターンを経て2024年4月にWPAIに入社しました。WealthParkのビジョン・ミッションにダイレクトに繋がるWPAIへの入社は願ってもない話で。経営陣の皆さんとお話する機会を重ね、事業の方向性・勝ち筋を理解すると共に思いの強さに心を動かされ、WPAIへの入社を決断しました。

内定者インターンもされていたんですね!

WealthParkオーナープラットフォーム事業のカスタマーサクセスとして内定者インターンをしました。当時メンターをしてくださった先輩に、社会人としての心構え、タスク管理、パソコン操作、社内懇親会の幹事の心得まで(笑)事細かに教わりました!特に「オーナーシップ」の重要さを学びました。受け身で仕事をしないこと、自分で考えてアウトプットを出すこと、本質まで深く掘り下げて考え抜くことをご指導いただくことが多かったです。

現在所属するWPAIでもオーナーシップは重要です。
同時に、法務・コンプライアンス担当としては、金融事業者として適切な組織の在り方も考える必要があります。各自の仕事にしっかり取り組みながらも、相互にけん制し合うことにより、投資家に良い商品を届けられると思っています。

また、WPAIはよりアーリーなフェーズなので、インターンなしで飛び込んでいたら、あまりのカオスさに順応できなかったかもしれません(笑)。インターンで経験した経験や関わっていただいた皆さんには、本当に感謝しています。

入社して約1年、いかがですか?

規制と会社がやりたいことの折り合いをつける経験ができて面白いです。WPAIの事業は他の会社がやっていない、つまり過去事例が無いので、ネットにも出てこないし本を読んでも出てこない。最前線に触れられていることが楽しいです。

まさに、カオスな環境で・社会を良い方向に持っていくチャレンジができていますし、この時代を生き抜く力が身についています。
また、新規事業なので様々な決断に立ち会う機会も多く、貴重な経験をさせてもらっています。
私は、仕事は「退屈せずに人生を面白く生きるための手段」だと考えています。その点、WPAIでの業務は目まぐるしく業務や事業が変化するので退屈しません(笑)。

昨年結婚して今年子供も生まれたので、今後も家族に誇れる仕事ができたらなと思っています。「自分が存在するかしないかで差分がある、自分が存在した方が社会がポジティブな方向に変えられている」という実感を持って仕事をしている自分でありたいです。

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