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2022.06.23

【イベントレポート】徹底的なDXによるオーナー満足度UP!! FASTORYのAI賃料査定機能活用術とは

2022年4月25日「徹底的なDXによるオーナー満足度UP!!FASTORYのAI賃料査定機能活用術とは」をテーマに、WealthParkをご利用中の管理会社様向けのユーザー会を開催しました。

今回は、オーナー様とのコミュニケーションをWealthPark上に完全移行された株式会社Fastory様の取り組みをクロースアップ。具体的な施策や、AI査定機能の具体的な活用方法を紹介していただきました。

目次

登壇企業ご紹介

FASTORY様は、一都三県を中心に関西/福岡に展開されている管理会社です。
今回は、管理部部長の荒瀬様にご登壇いただきました。

【登壇者紹介:株式会社 FASTORY】


WealthPark活用において、アプリ平均起動回数、チャット既読率、アクティビティ回答率など、すべての項目において全社平均を大きく上回る数字となっております。特にオーナー様のアプリ平均起動回数が非常に高い成果を上げています。

FASTORY様は、どのように導入〜活用をされたのでしょうか?

「WealthPark利用定着Point」と「AI賃料査定機能の活用」という2つのポイントに分けて紹介いただきました。

WealthPark利用定着Point

Point① WealthPark以外の連絡手段廃止のご連絡と一緒にメリットを明確に説明

オーナー様には、実際にアプリの画面を見せながら、「LINEと同じ感覚」で使えることや、「物件ごとにチャットが整理され手使いやすい」ことを説明し、コミュニケーション手段が単に限定されるのではなく、同時にWealthPark導入のメリットも明確に伝えました。

Point② オープンなやり取りにするためにオーナー担当制を廃止

WealthPark導入前は、各オーナー様に担当が付き、一対一のやり取りを行う業務担当制を採用されていました。一人に業務が集中することや、属人化が課題とされていました。

導入をきっかけに、全オーナ―様とのやり取りをWealthParkで一括管理できることから、社員全員でオーナー様に対応できる体制に移行。責任者が、社員とオーナー様とのやり取りに不備や漏れがないかを二重にチェックすることで、二次クレーム解消につなげられています。

Point③ オーナー様への細やかなコミュニケーション

WealthPark導入後に特に注力したのが、「オーナー様とのコミュニケーション」

チャット機能を通して、タイムリーかつ細やかなコミュニケーションをされており、例えば、地震発生後に、物件の安全確認や、巡回・報告を迅速に行い、オーナー様に情報発信しています。

 


 

ここからは、さらなるオーナー満足度向上のために取り組まれている「AI賃料査定機能の活用」について紹介いたします。

AI賃料査定機能の活用

管理会社様に伺った事前アンケートによると、賃料査定(募集賃料の設定)に関して、課題に感じていることの質問に「賃料査定ができる人が限られている」や「情報収集~報告までに時間がかかっている」という回答が多く、「人手・時間」といった課題意識が強いことが挙げられました。

WealthParkのAI査定機能は、PriceHubble社の最先端AI技術と連携しており、瞬時に自社管理物件や新規物件の客観的な査定結果を算出し、レポート作成が可能です。
WealthPark上のデータを利用した査定で、オーナー様へのご報告を一気通貫で実施できます。

実際の使用感など、実感した効果や、便利な活用方法まで、幅広くご紹介いただきました。

AI査定機能導入の目的

Fastory様がAI査定機能を導入する目的は主に3点。

①費用対効果
②担当者によって、査定の質に差が出ない
③WealthPark上で査定から報告まで完結

導入のBEFORE/AFTER

BEFORE

AI査定機能導入前は、社員さんが仲介業者へ直接問い合わせをし、レポートを作成、メールで送信というのが一連の流れ。

長い場合、約2時間近くかかること、また担当者の能力によって報告内容に差が生じることが課題でした。

AFTER

AI査定機能導入によって、仲介業者とのやり取りや、レポート作成の手間が省かれ、賃料査定をわずか20分で行えるようになりました。

査定した結果をWealthParkのアクティビティーで送信でき、査定業務をWealthPark内で完結。
また、オーナー様側もアプリ上でワンクリックで返答できるため、返答スピードがメールで送信していた時よりもはるかに早くなっています。

Fastory様はAI査定機能を導入する前と比べ、作業時間を96%も削減しており、見事な業務効率化を実現されています。

また、オーナー様への回答スピードもUPし、オーナー様側にも浸透していることが伺えます。

荒瀬様より、費用対効果や、業務効率化についてのコメント。

従来のやり方だと、抜け漏れや、担当者の能力差によるトラブルを避けられません。そこで、「人に頼ることをやめよう」というテーマをもとに、AI査定の導入を進めました。

AI査定で得られた情報に関しても、大手の仲介業者様を参考にした額を出しているため、仲介業者に問い合わせをするのと大きな差はないと感じています。空室期間は、オーナー様が最も嫌がる時間なので、一刻でも速い対応を心がけております。同じ結果を短時間で得られるAI査定は、オーナー様の満足度を上げることにもつながります。

現在は、査定〜報告まで一連の査定は20分まで短縮でき、より短時間で、人によって差のない査定が実現しています。

活用POINT

AI査定機能を使用する上での活用Pointを具体的にご紹介いただきました。

Point① 回答後のフォローや管理がしやすい

WealthParkのAI査定機能の結果をそのままアクティビティー機能で送ることができます。 承諾しない場合には、オーナー様が理由をご入力いただけるため、回答に対してのフィードバックをいただきやすいです。また、既読状況も随時確認ができるため、進捗管理がしやすいというのもPointです。

Point② 根拠の持った提案で、円滑でなやり取りに

WealthPark内で作成されたレポートには、競合となる周辺物件の金額や空室期間が表示され、どういった経緯で、金額が算出されているかが掲載されます。

類似物件の募集期間をオーナー様に周知することにより、根拠のある提案を実現できます。実際に、賃料査定におけるアクティビティの承認率は100%に近いです。根拠のある提案をすることで、オーナー様も安心して承諾いただけています。

最後に、荒瀬様よりAI査定機能や活用に関して、コメントをいただきました。

もちろんDXのプロセスは、大変なこともありますが、「人を増やさず、管理戸数を増やす」ためには、やはりデジタルを活用することが必要になります。

オーナー様が離れていく要因の一つに、「一貫性がない」ことがあります。

その点、AI査定の導入は「人によって差が生じない」一貫性のある査定ができます。業務効率化だけでなく、オーナー様の満足度向上を実現。また、従来の方法で人手を使う方法と、AI査定の費用対効果を比較すると、AI査定の方が良いのが明らかでした。まだまだ課題はありますが、一つ一つ向き合ってさらなるDXを進めて行きたいと思っています。

徹底的なDX推進をして、オーナー様との信頼関係を構築・オーナー満足度向上につなげられているFASTORY様の素晴らしい成功事例をご紹介いただきました。

株式会社FASTORY荒瀬様、導入事例・活用事例など、ご貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。

登壇企業:株式会社FASTORY ホームページ

当社はこれからも不動産業界のIT導入を後押しし、不動産管理会社様の業務効率化とオーナーコミュニケーションの活性化を目指し、各種イベントやサービスを展開してまいります。次回も是非ご参加ください。

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