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2023.1.31

1970年創業、山形県内全域を事業エリアとして総合不動産業を営む株式会社太平堂不動産がWealthParkビジネスを導入

WealthPark株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:川田 隆太)が運営する不動産管理会社のDXを推進するサービス「WealthParkビジネス」は、株式会社太平堂不動産(本社:山形県山形市、代表取締役:武田 博文、以下「太平堂不動産))に導入されることが決定いたしました。今回の導入によりWealthParkは、太平堂不動産の社員様とオーナー様にとってより使い勝手が良いシステムとして不動産管理業務の効率化と事業拡大へのアプローチを担ってまいります。

■WealthPark導入検討に至った背景、課題
1970年に創業した太平堂不動産は、山形エリアで宅地開発分譲含む不動産売買や賃貸仲介、管理、大家業、相続コーディネート事業までをワンストップで手掛ける総合不動産企業です。山形駅前中心エリアをメインに、山形県内全域をカバーし、自社保有物件“ダイヤシリーズ”を100カ所近くにまで増やすなど、魅力ある街づくり継続的に取り組んでいます。

長年の間、不動産売買事業、大家業を軸に事業を展開する中、総合不動産業者としての立ち位置を更に明確にし、企業のパーパスにもある「山形を継ぐ。」を体現するためにも、管理業務の付加価値向上が課題となっていました。

また、業容拡大の土台作りとして、本来業務であるオーナー様をはじめとするお客さま対応に専念できる環境を整えた上で、優秀な人材の獲得、定着をさせたいと考えていました。

山形エリアでは、家庭や地域のつながりを特に重視する文化があります。プライベートの時間を充実させるためには、厳冬期の業務対応および中・長距離移動による精神的・体力的な負担を軽減することが必要で、そのためには業務の属人化及びアナログ業務からの脱却を推進する必要があると考えていました。

これらの課題を解決する手段として、デジタルツールを導入することで、生産性の向上と働きやすい組織づくりが進むと判断した太平堂不動産は、kintone、アットパーキングクラウドなど定番のクラウドツールに加え、オーナーアプリの導入を検討するに至りました。

■WealthParkビジネスの導入を決定した理由
上記の課題解決にあたり、複数のオーナーアプリ候補から要件を満たすシステムとして、太平堂不動産は「WealthParkビジネス」を選定しました。

(1)相続人との情報共有、資産引継が可能なインターフェイス
太平堂不動産では、「やまがた太平堂相続サポートセンター」を設け、各種セミナーの定期開催などオーナー様ご本人だけではなくご家族への資産の引き継ぎも総合的にサポートしています。そのため、デジタルツールにおいても、試算把握、漏れの無い連絡が可能な仕組みが必要と考えていました。
また、自社保有物件“ダイヤシリーズ”が100カ所近くになり、会社自体としても賃貸物件の大家として、ポートフォリオの適正化に向けたリアルタイムでの物件状況把握が課題となっていました。

「WealthParkビジネス」は、相続人様とアカウント共有のしやすさや、インターフェイスの改善も継続的に展開しています。「WealthParkビジネス」であれば、相続時にもスムーズに資産の引継ぎが行えると判断しました。

(2)柔軟なシステム設計ができる、オープンなプラットフォームであること
太平堂不動産では、kintone、アットパーキングクラウドなど定番のクラウドサービスを積極的に導入し、社内のデジタル化を急速に進めています。オーナーアプリはリプレースの際にオーナー様に負担がかかるため、柔軟な業務設計ができることを重視していました。

「WealthParkビジネス」は、kintoneをはじめとしたさまざまな外部ツールとの連携が可能です。仮に社内ツールが変わったり、今後種類が増えたりしても、オーナー様への負担が少ないオープンなプラットフォームである「WealthParkビジネス」を選定すべきと判断しました。

(3)地域拠点への安心感
不動産業界では、規模の大小に関わらず、限られた人員のワークライフバランスを追求しながら、顧客満足度向上を両立することが課題です。東北地方では更にデジタルツールに精通した新規人材の採用が困難で、デジタルツールを導入する際も「何かあった時に足を運んでほしい」という現場ニーズがありました。

東北営業所があり、地域固有の課題を理解した上で、カスタマーサクセスチーム、DXコンサルティング室など、さまざまな知見を保有するWealthParkであれば、デジタルツールの提供にとどまらず、総合的なサポートを受けられると感じました。WealthParkであれば、安心・信頼できると感じたことが決め手となり、「WealthParkビジネス」の導入を決定しました。

■常務取締役 武田 貴義様のコメント
(写真左より:太平堂不動産 常務取締役 武田様、WealthPark 東北営業所長 淺野)

どんなビジネスを展開する上でも、“数値の可視化”は必須の項目であると考えています。
私自身は金融機関の出身者として、家業を継ぐために戻ってきまして、客観的に業界、そして自社を見たときに、アナログな部分が非常に多く、このままではリアルタイムで数値を把握すること、そしてその数値を向上させていく具体的な方策の立案が難しいなと感じていました。そのような中で“数値の可視化”に資するだけでなく、その数値をオーナー様ともリアルタイムで共有できる本アプリケーションは当初から非常に好印象でした。淺野所長をはじめとするスタッフの皆さんのスキル、対応力も非常に洗練されておりまして、安心して協働できるなと思い、山形県内初導入に踏み切ることが出来ました。

■株式会社太平堂不動産について
本社所在地:〒990-0832 山形県山形市城西町4丁目4-13
代表者:代表取締役 武田 博文
資本金:1億1,300万円(グループ3社合算)
事業内容:宅地造成分譲販売、不動産売買、不動産賃貸仲介・管理、不動産コンサルティング、 相続コーディネート、大家業等

■ 不動産管理会社様向けの業務支援システム「WealthParkビジネス」について
「WealthParkビジネス」は、不動産賃貸管理の収支などがスマホアプリやWebサイトで確認できる、不動産オーナー様向けの資産管理ツールです。不動産オーナー様は、スマホやWebサイトで手軽に、各月・年間の収支を確認できるようになります。
これにより、紙やPDFデータ等で確認する従来の収支報告に比べ、賃貸経営の状況・キャッシュフローがよりリアルタイムに、最適な形で“視覚化”され、更なる投資収益の向上に向けて打つべき施策の策定が容易となります。
また、従来の電話やEメール・FAX・郵送などの複数チャンネルを通じたコミュニケーションからWealthParkビジネス内での利便性、即時性、保存性の高いチャットでのコミュニケーションへ変更することで、オーナーコミュニケーションをより円滑なものにし、不動産オーナー様満足度の向上、管理業務の効率化、より付加価値の高いサービス提供を図ることが可能になります。

■WealthPark株式会社について
WealthPark株式会社は「Be Alternative」をビジョンに、投資に関する社会課題を解決することを通じて、選択の自由が当たり前の社会づくりに取り組むテクノロジー企業です。不動産管理会社向けのDXサービス、海外投資家向けのクロスボーダー・アセットマネジメント事業を展開しています。様々なバックグラウンドを持ち、10ヶ国以上からメンバーが集まる多様性に富んだ組織です。
本社所在地  :東京都渋谷区恵比寿1-20-18 三富ビル新館3階
資本金    :1億円 (2021年9月1日時点)
代表取締役社長:川田 隆太
従業員数   :161名(2023年1月1日時点 グループ会社含む)
拠点     :香港、ニューヨーク、台北、東京
サービス提供(国・地域): カナダ、中国、英国、フランス、ハワイ、香港、イタリア、日本、マカオ、マレーシア、シンガポール、台湾、タイ、米国
企業HP :https://wealth-park.com/ja/

■本件に関するお問い合わせ先
WealthPark株式会社 広報担当
Mail:pr@wealth-park.com