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2022.06.22

【イベントレポート】半年でオーナー導入率70%達成!?「WealthParkのオーナー導入促進」をテーマに、ユーザー会を開催

2022年5月26日「WealthParkのオーナー導入促進」をテーマに、WealthParkをご利用中の管理会社様向けのユーザー会を開催しました。

WealthParkを導入する際の課題や課題に対する対応策について、ご担当者様から具体的な取り組みを紹介していただきました。

目次

オーナー導入における課題

オーナー導入における課題は、オーナー/社内起因の課題の2つに分かれます。

オーナー起因における課題:

・オーナー様が郵送希望のため導入してくれない
・オーナー様がPCやスマホを所有していない

社内起因における課題:

・社内で導入を推進できていない
・社内の協力が得られず導入が進まない

 

オーナー起因の課題への解決方法

【事例紹介:渡辺住研様】


渡辺住研様は、埼玉県南西部・東武東上線沿線を中心にアパートの賃貸管理を主業務として、ストレージ事業・ガス事業なども行う不動産会社です。オーナー数は約800人、多くのオーナー様が農家を営んでいる70歳以上の方です。

半年でオーナー導入率70%を達成

渡辺住研様は、半年で郵送(収支報告書・点検報告・請求書)を廃止することができました。
収支報告書・点検報告・請求書は全てPDF化しBoxに保存、オーナー様への報告はWealthParkのチャット・アクティビティを通じて報告しています。

下図は、日ごとのアクティブオーナー数の推移を表すグラフです。
初めてデジタルで報告したタイミングで、でアクティブオーナー数が急激に上昇したことが分かります。

WealthPark導入のためのオーナー様対応

渡辺住研様が行ったオーナー様への説明のポイントを3つ紹介します。

Point①オーナー様へのメリットが大きいことのアピール

・(電子化)収支明細、見積、提案書、その他書類がアプリ上で保管でき、いつでも閲覧可能。過去の書類探す必要がなくなる
・(電子化)空室、契約者の情報がいつでも把握できる
・(電子化)家族間、税理士との共有が可能(ID・パスの提供)
・(チャット)時間を気にしないで担当者へチャット送信が可能で履歴も残る(返信は営業時間内)
・(チャット)店頭や更新、管理と複数事業部からの連絡がアプリ利用により窓口を一本化できる
・(アクティビティ)ボタン1つで意思を伝えることができる

Point②世の中の電子化推進の流れを丁寧に説明

・2021年9月1日デジタル庁発足により国をあげてデジタル化を推進
・環境への配慮や働き方改革による書類の電子化を取り入れる企業の増加
・公文書管理は全面電子化へ、2026年を目途に作成から移管までの全てを電子化
・コロナ禍(withコロナ時代)による生活基盤の急速なオンライン化

Point③ご家族との情報共有、税理士への共有のメリット

・ご家族など複数名様ログイン可能
・パソコン版、スマホ版同時にログインも可能
・複数名義で物件を保有している場合(WealthParkでは複数名義ある場合、各名義ごとにアカウントを発行し、1つの名義でログインすることも可能)

ここまで導入のポイントを紹介してまいりましたが、すべてのオーナー様の電子化に移行したわけではありません。
渡辺住研様だけではなく他の管理会社様も同様です。

では、渡辺住研様は案内後に電子化に移行してもらえなかったオーナー様にどのような対応を取ったのでしょうか?

案内後NGオーナー様への対応

渡辺住研様が行ったNGオーナー様への対応のポイントを2つ紹介します。

Point①端末がないオーナーへの導入支援を実施

案内後利用NGの方はスマートフォンやPCなどの端末を持っていない方が多くいらっしゃいます。
そのため、株式会社渡辺住研様ではiPadの貸出サービスをスタート。

Point②新プランご案内で更にログイン数UP

新たなキャンペーンを実施し、オーナー様のログイン数が増加を促しました。

その他多くの施策を実行

 

社内起因の課題への解決方法

次は、社内起因の課題への具体的な対応策の事例を紹介します。

【事例紹介:都内A社様】

都内A社様のオーナー数は約1200人、多くのオーナー様が投資家の方です。

1ヶ月のログイン数では歴代一位となるオーナー導入率67%を達成した都内A社様、どのような社内導入推進を行ったのでしょうか?

都内A社様では社内導入推進ができていないという観点から、3つのポイントを意識して課題の解決を行いました。

WealthPark導入のための社内導入推進

Point①担当から個別にオーナーへ案内

都内A社様はオーナー導入開始の2カ月前から、オーナー様に対して郵送で事前告知を行いました。

社内導入推進とオーナーへの案内をさらに加速させるために、オーナー担当者からオーナー様へ直接案内(メール・電話・LINE・訪問)を追加で実施しました。

Point②データ(メールアドレス)を一元管理

WealthParkを用いてオーナー様の物件を管理するにあたって、必須となる「オーナー様のメールアドレス/電話番号」。
まだ取得できていないオーナー様に対して3つのステップを行い、90%以上のデータ取得に成功。

①まだ取得できていないデータ(メールアドレスもしくは電話番号)をオーナー様へ確認。
②オーナー担当のデータを基幹システムに集約。
③取得できていないオーナー様のデータがある限り1に戻る。

Point③未ログインのオーナーを追いかける体制確保

・プロジェクトリーダーである管理部が、管理部から営業担当へオーナーにログインしてもらうように働きかけた。(営業:約15名)
・毎週月曜日の会議で各担当のオーナーのログイン状況を確認。印刷して進捗確認。
・毎週木曜日に一斉メールで社内にログイン状況を共有。

結果、未ログイン・情報の未取得のオーナー様の可視化に成功。
各担当者からオーナー様へログインの再案内をしやすい状況を作り、生産性を向上することができました。

まとめ

2社の事例から、オーナー導入における課題(オーナー/社内起因)の解決のポイントは以下のようになります。

オーナー起因への対策:

・明確な目標の設定(半年後に全ての郵送廃止し、電子化)
・オーナー様へWealthParkの導入について具体的な日程を伝える
・オーナー様が導入することのメリットをしっかり説明できる状態を作る
・案内後利用NGだったオーナー様の理由が明確にして、次の対策を講じる
・未ログインオーナーへ継続した再提案のスケジュールが立てる

社内起因への対策:

・オーナー様の情報(メールアドレスなど)を全て集約するための事前準備
・オーナー様との連絡手段/担当者が社内で明確になっている状態を作る
・オーナー導入に向けて各部署が連携する体制
・現状のオーナー様のログイン状況を定量的に把握し社内で共有し、プロセルを回す

参考:オーナー導入に向けて今からできる9ヵ条

オーナー導入に向けてのチェック項目を用意しました。

WealthParkでは引き続き管理会社様向けのユーザー会を実施してまいります。
詳しいお問い合わせはこちらよりご連絡ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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