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2023.03.13

不動産管理会社とオーナーの“コミュニケーションインフラ”を目指し、ビジョン・ミッション実現の礎を築く

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WealthParkにはさまざまなバックボーンやスキルを持つキャリア層が続々と集まっています。今回ご紹介する営業部門のマネージャー、泉さんもそのひとり。前職の大手人材サービス企業ではセールスから組織マネジメント、新人教育、クリエイティブ部門統括、さらに事業推進統括まで実に幅広いフィールドで経験を積んできました。

そんな泉さんがどういった理由でWealthParkを選んだのか。現在のミッション、その手応え、さらに未来への展望なども交えてざっくばらんに語っていただきました。

【profile】
泉 良隆|Yoshitaka Izumi|SaaS事業部 営業部 マネージャー
2005年に新卒で大手人材サービス企業に入社。名古屋支社に配属される。2014年、東京本社へ異動。営業マネージャーや新卒育成責任者、制作部門責任者、事業推進統括などを歴任。求人広告をはじめとする採用ビジネスの上流から下流まで全ての工程を経験する。2021年4月、WealthParkにジョイン。現在はWealthPark Businessのプレイングマネージャーとして自らセールスの最前線で奮闘中。

TOC

すべては課題解決力で決まる

-まずは泉さんのこれまでのキャリアを教えてください
新卒で入社した大手人材サービス企業で、いわゆる中途採用の求人広告の営業からキャリアをスタートしました。もともと大阪出身なのですが最初の配属は名古屋。ここで8年経験を積んだのですが、入ったばかりの頃は景気が良く、毎年倍々ゲームの勢いでメンバーが増えていきましたね。そうこうするうちにリーマンショックがやってくるのですが…

-東京への異動はご自身の意思で?
そうですね。実はかなり前から希望は出していたんですがなかなかタイミングがあわず。ようやく2014年に異動できました。初年度は組織立ち上げで成果を上げ、社内的な評価を獲得。それを受けて翌年は大量の新卒社員をまとめて受け入れる組織の取りまとめを任せてもらうことに。その後、制作部門や事業推進の統括責任者など事業に必要な全てのセクションを渡り歩きました。

-ひと通り全てを経験なさったんですね

受注と納品の需給バランス改善やクオリティを上げる施策などいろいろ挑戦しましたね。結果として得られたのはどんな仕事にも課題ドリブンで臨む観点です。営業でいえば売るのではなく顧客の課題解決が仕事の本質だし、マネジメントもやはり同じで組織の課題と向き合うことからはじまる。要は対象が異なるだけで、抽象度を上げればどんな仕事も同じということですね。

-優れたゼネラリストに共通する観点ですね

前職では一定の評価をいただき、責任ある立場も任せてもらっていました。ただ、事業規模が大きくなるにつれ、社内調整などの内向きな仕事の割合が大きくなっていくんですよね。マーケットや顧客にもっとダイレクトに向き合いたい、組織が大きくなる手前のフェーズに身を置き、事業立ち上げの本質的な部分に携わりたい。そんなふうに感じるようになっていきました。

-WealthParkとの出会いは?

知人のエージェントに紹介してもらいました。その頃はまだ自分自身の方向性などは固まり切ってなかったんですが、事業ポテンシャルが大きい仕事がしたいという思いはありまして。また事業の拡大フェーズにスキルの親和性があるというか、得意領域だと認識していました。いろいろな会社とお話させていただく中で、WealthParkであれば自分の力を活かし、社会に対して大きなインパクトを与えられるのではないかと考えました。

-それは最初からそう思っていた?

いや、最初はまったくわかりませんでした。不動産や投資というキーワードに興味もなかったぐらいです。でも信頼するエージェントが「絶対に合うはずだから、表層でジャッジしないほうがいい」と太鼓判を押してくれた。そこまで言うなら、と面接を受けて、より具体的な事業内容やビジョン・ミッションについて聞いたんです。それでようやくWealthParkがこの事業で何を成し遂げたいのか、そのポテンシャルの大きさが理解できました。

SaaS企業は世の中にたくさんありますよね。だけど、これを導入すれば便利になります、という単なるサービスで終わりじゃないのはWealthParkだけだと。自分も一緒に社会を変えうる大きな可能性に賭けたいと思えたんです。

大人度の高い組織をマネジメントする

-現在の仕事について聞かせてください

WealthPark Businessのセールス部門マネージャーです。と、いってもメンバーはみんな自立自走するプロばかり。大人度の高い組織なのでマネジメントについては特段何かをやるというよりも、個々の営業が最大限パフォーマンスを発揮できるように支援させていただくぐらいです。それよりも業務の比重を置いているのは最前線での営業活動ですね。

-まさにプレイングマネージャー

WealthPark Businessは不動産管理会社と不動産オーナーをアプリでつなぐ業務支援システムなんですが、当社が顧客対象として定めている管理会社の数はおよそ2000社。そのうち6~7割ほどと商談できているんですが、導入社数はまだまだ多くはありません。プロダクトの良さはわかってもらえているので、あとは意思決定の段階にまで入っていかないと、と思っています。そのためにはマネージャーである私自身、足を使って営業する必要があるんです。

-SaaSではあるけれど、結構人間力が必要そうですね

マーケットも成熟度が浅いですし、顧客ニーズも顕在化していません。そんなフェーズでの営業活動ですから、仕組みでシステマチックに攻めるよりも関係構築を何より重視しています。お客様と一緒に業務を整理したり、投資対効果を算出するためにロジカルにデータを並べたり…そういったことももちろん大事なんですが、最後は人と人との信頼関係といいますか、お客様から信頼を勝ち取る人間力が必要なんですね。

-とはいえ数年先の姿も想定しておく必要がありますよね

もちろん先々のことも意識していますよ。ただし、はっきりとした勝ち筋も見えていない状況ですから、まず自分たちであれこれ試して、ある程度定石が確立されたタイミングで組織化やオペレーションの組み立てに入るべきだと考えています。現状と将来の方向性のバランスを取りながら舵取りしている感覚ですね。

-難しいけどやりがいがありそうですね

そうですね、メンバーがみんな大人であることと、それぞれが得意分野を持ち寄りつつ相互に尊重しあいながら事業をつくっていく点にダイナミズムを感じます。あとは自分たちの営業活動の成果そのものがより大きなビジネスに直結しているという実感がありますね。SaaSとしての事業拡大だけではなくて、そこからがはじまりだという。

-オルタナティブ資産への投資機会創出ですね

そのためにもまずはしっかりと取引先を増やすこと。そして不動産管理会社とオーナーさんとのコミュニケーションのインフラになる。それがビジョンを実現するための第一歩であると考えています。日々の営業活動とミッション、ビジョンの距離は一見すると遠そうですが、WealthParkが描く未来にしっかりコミットし、事業のベースを作っている意識で取り組めば貢献の手触りを感じられるはずです。

不動産領域におけるインフラの、その先へ

-現在、ともに働くメンバーは何人なんですか?

私を含めて11名ですね。私よりも年齢が上の人もいますし、さっきも言いましたがみんなそれぞれ異なる強みを持つハイプレイヤーです。正しい価値観を持って自立自走して組織運営できている。そうそう、人の良さというか感性の部分でのフィット感も入社の決め手の一つでした。

-何か印象的なエピソードでもあればぜひ

ちょうど同じ人材業界出身の方が面接を担当してくださって。自分と同じようなキャリアを歩んできていて年齢も同じぐらい。人材業界の未来にまで話が及んで盛り上がりました。似たようなキャリアを歩んできた人が似たような理由でこの会社を選んでいたことで、自分の選択は間違っていないのかなと感じたのを覚えていますね。

-働く環境で特徴的な面は?

めちゃくちゃ多国籍ですよね。エンジニアはほとんど外国籍です。グローバルなエンジニアチームは日本でまだまだ少ないですから、採用上の強みにもなっているのではないでしょうか。また不動産業界以外にも、金融業界からも優秀な人材が続々と入社されています。各分野のプロフェッショナルとチームを組んでお客様の課題に向き合っていけるのは、非常に刺激的ですね。

-今後、WealthParkをどういった会社にしていきたいですか?

やはり現在の壁やさまざまな課題を乗り越えた先にある、不動産領域におけるインフラになることがひとまずの目標ですね。SaaSサービスとしてのプレゼンスはもちろん、その先にあるビジョン・ミッション実現のファーストステップとしてある程度の規模感は必要ですからね。自部門としては日々の営業活動にブラッシュアップかけることを先決としています。

-泉さんご自身のビジョンは?

自分自身にああしたいこうしたいという欲はなくて。とにかくWealthParkの事業ポテンシャルの大きさにコミットしているので、やるべきことをやるだけです。いまは営業マネージャーという役割を担っていますが、仮に他の業務へのオファーがあったとしても、それが事業成長に必要な役割なのであれば取り組む覚悟です。

-最後に、休日の過ごし方などを

週の半分程度はリモートワークということもあり、最近、海の近くに引っ越しをしたんです。社会人になってからは仕事ばかりだったので、40歳という年齢を節目にマリンスポーツでもはじめてみようかな、と密かに目論んでおります。

-マリンスポーツいいですね。がんばってください。本日はありがとうございました!

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