2024.01.30
迷ったときの羅針盤になる ”APPRECIATION AND RESPECT”
WealthParkには、様々なバックグラウンドや思想を持つメンバーが集まっています。社員インタビューでは、どうしてWealthParkを選択したのか、日頃どのような想いを持って組織や事業に向き合っているか、WealthParkのBehavior Identity(行動指針)への解釈などを中心に、様々なメンバーにお話を聞いていきます。
今回はコーポレート本部の芦田さんからお話を聞きました。なお、このコンテンツはこの記事以外に音声(Podcast)でもお楽しみいただけます。
プロフィール
芦田 麻里 | Mari Ashida
2021年にWealthParkに入社。コーポレート本部に所属し労務担当として、従業員が働くための環境づくりやサポートを幅広く担当する。
目次
法律と人間の感情の間で仕事をする難しさに面白さを感じる
―まずは、芦田さんが担当している業務内容を教えてください。
WealthParkの労務を担当しています。労務と言ってもみなさんあまりどんな仕事かイメージがつかないかもしれません、簡単にお伝えすると給与と健康に関わるです。みなさんの生活に密着するものだと思っています。新卒から一貫して労務として仕事をしています。
―新卒から労務はとても珍しいキャリアですね。自身で希望したり選択したのですか?
いいえ、私が選んだわけではなく完全に配属であり運です(笑)。ただ、嫌だったり合わないと思っていたらもう労務を辞めていると思うので、今も続けているのはやりがいや面白さを感じているからです。法律を守るということと、社員一人一人の事情を聞いて対応するという、どちらもあるところに労務の面白さを感じます。すごく難しいけど面白いです。
―難しさで出てくるかなと思っていた答えが面白さで出てきてびっくりしています。生粋の労務の方という感じがします!ちなみに苦しさや大変さを感じることはありますか?
社員の事情は必ずしもポジティブなものばかりではなく、マイナスだったりネガティブな話を聞いていると飲み込まれてしまいそうになることも正直あります。そのなかでも労務担当としては常に適切な判断と対応をしなければならないので苦しさや難しさを感じることはありますね。あと、必ずしも社員の希望や要望に常に応えられるわけではないところも苦しさとしてあります。労務としてするべき対応とひとりの人間としてしたい対応が違うという場合もあるので。
WealthParkが、人とのコミュニケーションの楽しさを教えてくれた
―労務として「もっとこうなっていきたい!」など描いている目標などはありますか?
質問に答える前にWealthParkに入社してよかったと思っている話をさせてください。前職は規模が大きかったこともあり、相談事などはメールで対応することが大半でした。会社として仕組み化が進んでいるということなので素晴らしいことである一方で、コミュニケーションをするというよりも「連絡する」「申請する」みたいな感じでした。一方、WealthParkでは社員との距離が近いので余計な話もできます(笑)。「人とのコミュニケーションってこんなに面白くて楽しいんだ」ということをこの歳になって知りました。WealthParkに入社してよかったと思っていますし、やりがいも感じています。
今後労務としては、もっと先回りして準備することをやっていきたいです。起きそうな問題は先に回収しにいく、先手を打てるようにしていきたいです。「日々のオペレーションに追われて手が回りきらない」という言い訳を今までしてきましたがそれを言っていたらいつまでもなにも変わらないと思っているので。変えていきたいですね。
意識せずとも自身のなかに根付いている”APPRECIATION AND RESPECT”
―WealthParkのBehavior Identity(行動指針)のなかでもっとも共感が強いものをひとつだけ選ぶとしたら芦田さんはどれを選びますか?
“APPRECIATION AND RESPECT” ですね。入社直後や少し前までは ”DO THE RIGHT THING” だと思っていたのですが、よく考えてみたら “APPRECIATION AND RESPECT” が一番自分らしいなと思いまして。
―興味深い変化です!“APPRECIATION AND RESPECT” は特別に意識したりしていますか?
いや、特に意識はしていないです。息をするのと同じくらい自然に、人のいいところが目に入ってきます。過去を振り返ってみてもいつから今のようになったかは分からないといいますか思い当たるタイミングはないのでもうずっと前から変わらずです。一方で、もちろん日によってそう思えない日もありますし、どうしてもうまくいかない人もいます。
―「日によってそう思えない日もある、うまくいかない人もいる」ってことをちゃんと言えるのが素敵だと個人的には思います!
物事や人に対して、優劣をつけたり善し悪しの判断をしないというのはあるかもしれません。「どれが一番ですか?」という質問に対して、「ぜんぶ違ってそれぞれにいいのにな」と思います。
見えるかたちで存在していると必要な時に思い起こしやすい
―“APPRECIATION AND RESPECT” を業務中に思い出すことはありますか?
平時は意識せずとも私のなかに根付いているものではありますが、日や状況によって感情が出てしまいそうになるときがあります。そういうときに思い起こして「この対応で大丈夫かな」とチェックするみたいなときがありますね。“APPRECIATION AND RESPECT” は何も特別なことではなく、誰しも大切なことだと知っているものですが、Behavior Identity(行動指針)として設定され、見えるかたちで存在していることによって必要なときに思い起こしやすいと感じています。
―本日はありがとうございました!
芦田さんのインタビューを音声(Podcast)で聞く
<インタビュアー>
加賀谷 優希 | Yuki Kagaya
新卒で大手生命保険会社に入社。日本国内で無形商材営業に5年従事したのち、2015年にベトナムに本社を構える転職エージェントに入社、同国に移住。プレイングマネージャーとしてCA、RA、20名のメンバーマネジメント、新規マーケット開拓に従事。
2019年8月に帰国し、同年9月にWealthParkに採用担当として参画。現在はHRマネジャーとPublic Relationsを兼任。