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2025.12.26

「既存事業の数%成長より、世の中に変革を」大手人材企業を飛び出し、ベンチャーでの“社会実装の最前線”を選んだ理由

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WealthParkには、様々なバックグラウンドや思想を持つメンバーが集まっています。社員インタビューでは、どうしてWealthParkを選択したのか、日頃どのような想いを持って組織や事業に向き合っているかを中心に、様々なメンバーにお話を聞いていきます。

プロフィール
増井 卓也|Takuya Masui
新卒でリクルートに入社、事業企画・エンタープライズ顧客のソリューションセールスを経て、2022年にDXコンサルタントとしてWealthPark入社。Directorとして不動産管理会社M&Aにおけるビジネスデューデリジェンス、システムデューデリジェンス、及びPMI支援に従事

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自分の成果が事業成長に直結する環境へ

―事業づくりと現場推進、二つの軸でキャリアを積む

前職では、大きく二つの業務を担当していました。

一つ目は事業企画です。自社売上の大半を担う代理店チャネルを担当し、中長期の事業計画を代理店各社と共に描き、推進する役割を担っていました。特に売上上位を占めるTOP代理店約30社に対しては、自社の事業計画を達成するために必要な数値目標をすり合わせ、渉外を通じた緊張感ある代理店各社との合意形成を行っていました。

二つ目はソリューションセールスです。サービス業を中心とした国内大手チェーン企業に対し、アルバイト採用の全体戦略を提案し、自社メディアの受注に繋げる役割を担っていました。事業企画で培った「見立て力・仕立て力」を武器に、企業毎に異なる課題に向き合い、事業全体の成長に貢献する提案を行うプロセスには大きなやりがいを感じていました。

一方で、提案の出口が「自社メディアの売上シェア最大化」に限定されることへのもどかしさもありました。自分自身の成長幅や、より大きな変革に関われる可能性を考える中で、「業界や社会に変化を起こす当事者になりたい」という思いが強まり、転職を意識するようになりました。

―10倍、100倍の事業成長に本気で向き合える場所を選んだ

転職活動の情報交換・情報収集をしている時に、前職上司であり、先にWealthParkに転職した山地さんと話す機会があり、そこでWealthParkを知りました。すぐに選考を受けたわけではなく、役員や事業部長との面談を重ねる中で企業理解を深めていきました。DXコンサルティング部門の将来像、不動産管理会社向けSaaS事業の成り立ち、そしてグループとして市場規模の大きなドメインでプラットフォームを構築しようとしている点。その先にある業界・社会へのインパクトに強く惹かれました。

私は業界や職種にこだわって転職先を探していたわけではありません。キャリア選択の軸にあったのは「自己成長」と「事業づくりへの関与」です。既存事業を2,3%伸ばす環境よりも、10倍、100倍の事業成長を目指すフェーズに身を置きたいと考えていました。

様々な機会がある中で、それが最も大きいと感じたのがWealthParkでした。DXコンサルティング事業は当時1人目の採用ということもあり、リクルートで培った企画力×推進力を活かしながら、全く異なる職種フィールドで自己成長幅の大きなDXコンサルという職種であったことと、自身のパフォーマンスが事業成長に直結する事業フェーズであったのが魅力に感じました。

機会を掴み、価値に変える

―業界の最前線で、構想から実行までを担う

不動産会社様のM&Aプロジェクトにおいて、買収元クライアントを支援しています。具体的には買収先企業に対するビジネス・システムデューデリジェンスからPMIまで、計画策定・合意形成、プロジェクト推進を一貫して担当しています。WealthParkのトップマネジメントと二人三脚で進めているプロジェクトです。

デューデリジェンスでは、マーケット調査、現地でのインタビュー、関係者との調整、アウトプット作成など、取り組む内容は様々です。入社前は「DXコンサル=高度なシステム知識が必要」というイメージでしたが、実際には、「何のために」「何を得たいのか」など上流から入り、ビジネスを適切に評価しクライアントにとって意味のある要求事項に落とし込むことが求められます。

その点で、これまで培ってきた課題設定力や構造化力が大きく生きていると感じています。特に役立っているのが、リクルート時代に身につけた「見立てる・仕立てる・動かす」という仕事のフレームワークです。経営層や事業責任者、現場担当者、システムベンダーなど、多様なステークホルダーを巻き込みながら、必要な情報を引き出し、プロジェクトを前に進める。そのための全体像を整理し、コミュニケーションを設計することを常に意識しています。

こうしたプロジェクトを通じて、不動産管理事業の経営全体像や、各社の戦略・オペレーション、または組織風土の違い含め、業界全体の潮流を肌で知ることができました。

―未経験からでも、成長できる土壌がある

不動産業界、コンサルティング、ITのいずれも未経験でのスタートでしたが、WealthParkには学びを実践に変えられる環境がありました。プロジェクト前や課題に直面するたびにインプットを行い、それをすぐに実案件で試し、上長や周囲からフィードバックを受ける。このサイクルを自然と回せる環境があります。

事業立ち上げ期で、あらかじめ整えられた正解やマニュアルがあるわけではありません。その分、挑戦の機会が豊富にあり、必要な知見や視点は社内の専門家から直接学ぶことができます。手を挙げればプロジェクトに関わることができ、実践を通じて業界理解やスキルを積み上げていける——未経験であっても、着実に成長できる土壌があると感じています。

業界の変革とともに、自分も成長する

―クライアントとともに、業界をアップデートする

不動産業界は、まだまだ改善の余地が大きい、ポテンシャルの高い業界であると感じています。デジタル化、業務変革が進んでいないからこそ、変革を起こせる余白が大きい。その点に大きな魅力があります。

また、WealthParkは、業界の外側から支援する一般的なコンサル企業とは異なり、自らが不動産業界の当事者でもあります。クライアントが成長し、変革しなければ当社も成長できない構造です。だからこそ、クライアントと同じ目線で業界の中から変革の中から起こし、業界の進化とともに自社の成長していく。そのプロセスに関われる点が、この仕事の面白さだと思います。

今後は、より業界の進化に直結するプロジェクトに携わりながら、現場で得た知見を活かして新規事業づくりにも挑戦していきたいと考えています。

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