管理会社様との約束
不動産管理会社を、不動産投資家にとって一番大切なパートナーに
私たちは『WealthParkビジネス』というソフトウェアの提供を通じて、過去4年に渡り、不動産管理会社様のデジタル化、そしてDX化の推進を、管理会社様と共に取り組んで参りました。
しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした
不動産の持つ地域性や個別性、そして物件を保有する投資家の多様性が相まって、それぞれに最適化された業務フローが確立されているという現実が、まず高い壁として立ちはだかりました。また、情報は紙やExcelなどの組み合わせで成り立ち、さらに投資家とのコミュニケーションは電話、Fax、紙やEmail等で運用されている状況。大きな変化を伴うデジタル化、そしてDX化の推進は、言葉の響きからくる甘美さとは実態を異にして困難なチャレンジとなりました。
やはり、不動産、特に管理業務はテクノロジーに不向きで、これ以上の変化は望めないのかもしれない。折に触れその不安が頭をもたげ、「テクノロジーを起点に管理会社と不動産投資家を繋ぐ」というチャレンジ自体が荒唐無稽な概念なのではないか、お客様から、「ありがとう」を頂ける日は来ないのではないか、そうもがき苦しみました。システムのバグに起因してご迷惑をかけ、予定通り進まない利活用に苦しみ、新しい仕組みと既存の仕組みの並行運用が必要で業務負荷をかけ続ける。どこをとっても、先の見えない陰鬱とした日々を繰り返しました。
それでも、そんなチャレンジの志を支えて下さったのは、お客様である管理会社様でした
構想段階でまだシステムも何も無い中、名も知れない私たちの話を熱心に聞いて頂き、「サービス出来たら俺ら使うよ」と、最初のご契約を頂いた札幌のお客様。様々な選択肢がある中で巡り合わせと縁を信じて、「よっしゃ、一緒にやったるわ」と飛躍の機会を与えて下さった大阪のお客様。自社開発が当然の選択肢でありながら、将来のチャレンジとチームを信じて下さった旧財閥系のお客様。
システムの要件、業務効率化のあるべき姿、今後の賃貸管理業の行く末、投資家とのコミュニケーションで実現したい事、その一つ一つを、東京で、大阪で、札幌で、広島で、福岡で、そしてニューヨークで夜通し飲み明かして議論してきました。そうして、今ご契約いただいているお客様のみならず、ご契約に至らなかった数百社も含めた皆さまそれぞれの課題と目標に向き合う機会を頂き、チャレンジを後押し頂けたからこそ、現在のチャレンジの継続があり、ただただ感謝でしかありません。
不動産管理は泥臭くて大変だけれど、その頑張りが投資家の資産を守り、次へのチャレンジを支えている
入居者が決まらない、滞納が続いている、再募集賃料が安すぎる…日々、様々な要望を受け止め、忍従を求められる業務が続く中で、その一つ一つの仕事が、投資家の大切な資産を守り、収益を生み出す糧となる。だからこそ、花形である物件の開発や仲介に勝るとも劣らず、泥臭い管理にこそ投資家と向き合う本質があると私たちは考えています。なかなか評価されない、一番大変な業務でオーナーを支えている管理会社。けれど、区分の一室から駐車場の区画、戸建てから一棟に至るまで、多岐に渡る資産を異なる形態で丁寧に管理することに長けている管理会社だからこそ、その先にある資産の追加購入、売却、借入や相続に至るまで、投資家の資産運用の中心となり、そして一番大切なパートナーに昇華されていくはずだと、WealthParkは考えています。
日々のコミュニケーションから得られた信頼を、次の事業の機会に
投資家にとって、保有物件の管理を委ねている管理会社から、資産運用の新しいアイデアと機会を得られるのは非常に頼もしいことだと思います。月次の収支報告の際に、テナントの入れ替わりの際に、大規模修繕の相談の際に、様々な商品の販売や投資の入れ替えの提案が出来れば、それが管理会社にとっても新たな収益機会になり、きっと日々の大変な業務が報われます。そしてそれは言うまでもなく、投資家が追及する「収益の最大化」に繋がっており、提供する不動産管理サービスが投資家の投資活動に最も寄り添っていることとなる。そんな世界が実現出来たら本当に素晴らしいことだと信じています。
二つと同じ物件は存在せず、二度と訪れないその時々の投資の機会を、全ての投資家に
WealthParkはテクノロジーを通じて、不動産管理会社の不動産投資家へのサービスのあり方を変えていくサポートをします。そして、「不動産管理会社が、不動産投資家にとって一番大切なパートナーに」。そんな世界を共に実現することが、WealthParkからの不動産管理会社の皆様への約束です。