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2025.12.26

BizDevから事業企画、そしてDXコンサルタントへ。“クライアントと同じ視座で、答えのない変革”に挑むキャリアとは

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WealthParkには、様々なバックグラウンドや思想を持つメンバーが集まっています。社員インタビューでは、どうしてWealthParkを選択したのか、日頃どのような想いを持って組織や事業に向き合っているかを中心に、様々なメンバーにお話を聞いていきます。

プロフィール
矢野 嵩之|Takayuki Yano
ガイアックス、楽天、リクルートでの新規事業領域のBizDevや事業企画、マーケティング企画を経て2025年にWealthPark入社。法人事業本部に所属し、DXコンサルタントManagerとして大手不動産企業の課題解決に従事。

TOC

0→1、1→10がキャリアの中心

前職ではどのような業務を担当されていましたか?

ガイアックス、楽天、リクルートにて、新規事業領域のBizDevや事業企画、マーケティング企画を経験し、WealthParkに入社しました。新卒から一貫してメディア・記事の作成などコンテンツマーケティングや事業を立ち上げる際の業務設計など、最初の売上を立てるところから、定型化していくまでを一貫して担当し、企画・マーケティング領域に強みがあります。


なぜコンサルティング職を選びましたか?

実は「ある事業課題の解決に向けて事業会社とコンサルタントが協働して取り組んでいく」という点で、コンサルティング会社か事業会社かといった区別は特に重要視していませんでした。

今まで既存事業に関わる機会が少なく、0→1や1→10がキャリアに中心にあったからかもしれませんが、AIなどの先進技術領域やIT・Web領域などの中で、新しい事業やサービスに関わりたいと考えていました。これが一つ目の私の選択軸です。


数ある選択肢の中で、当社に決めた理由を教えてください

 IT・Webサービスや新規事業に携わっていると、新たな技術や考え方を目にします。「これからは◯◯の時代だ!」のように。DXもその一つと考えていたのですが、どうやら一過性のテーマではなく、必ず経営課題と関係する重要なテーマであり、しかも業界によってDXの進行に大きく差がある、と気付きました。

そんなことを考えている時にWealthParkのことを知り、「オルタナティブ資産への投資機会をすべての人へ届ける」というミッションに向けて、なぜ不動産業界なのか? 不動産業界で事業会社としての側面とコンサルティング会社としての側面を持っているのはなぜなのか?と興味を持ちました。

二つ目の選択軸である「社会へ与えるインパクトの大きさ」という観点でWealthParkを選びました。選考を通じて、不動産業界全体としてDXを進めることの社会的なインパクト、ミッションで示される会社の長期的な方向性に魅力を感じました。また、会社としてまだまだ若いがクライアントが大手企業というのも魅力に映ったポイントです。クライアントとともに課題解決に伴走し、クライアントとともにWealthParkも成長していく、そして不動産業界全体としてDXが推進されていく、そんな社会になれば素敵だなと考えています。

クライアントと同じ視座で課題認識を持ち、一致団結できるやりがい

入社してみて、ギャップは感じましたか?

想定していたより上流対応の案件が多いことに驚きました。

当初は、現場に近いところで×システム要件定義のイメージでしたが、実際には、より経営に近いところで×(システム定義の前段にある)売上・ビジネスモデルの要件定義から、というギャップがありました。

カウンターパートとなるのは、クライアントのDX推進部門で、一事業部のDX推進だけではなく会社全体のDX推進を担う部署です。現場にいたるまでの影響範囲を考えなければいけなかったり、時間軸も数年~10数年スパンであったりと、高い視座での取り組みが求められます。責任感ある内容ではありますが、クライアントと同じ視座で課題認識を持ち、一致団結で伴走できるやりがいのある内容でもあります。


今どんな仕事をされていますか?

現在は、ビジネス面から重要なデータを把握するための概念データモデル、マスターデータマネジメントの実行支援など、クライアントの会社横断でデータ利活用をするための企画・設計に取り組んでいます。

役割としては、プロジェクトマネージャーとしてプロジェクトの管理と推進を担当しています。予め要件を決める性質ではなく、探索型(はじめに要件定義をしてその通りに進めるのではなく、一定程度の方向性・枠組・あるべき姿だけを先に決めて、細かい要件は随時決めていく)プロジェクトになることが多いです。

プロジェクトが進むにつれクライアントの解像度も上がり、従来は分からなかった課題が見えてくることがあります。一方でスコープが変わってしまうとプロジェクト推進面から困難な点があります。そのためスコープを固定しすぎず、コミュニケーションを怠らず、クライアントとコンサルタントで共通の課題認識を持つことを意識しています。

また、実行担当としても取組の実現を進めています。計画と実行をどちらも担当していると、プロジェクト期間内で新たに発覚した課題に対しても、この部分は実行部分で対応できるので期間内に解消できるなどの判断がつきやすくなります。

業界・職種未経験でもキャリアの一貫性はある

不動産業界は未経験かと思いますが、どのようにキャッチアップされていますか?

はじめから業界を学ぼうとするよりも、クライアント独自の情報をキャッチアップ&深掘りし、その先に不動産のことを知っていくイメージです。分からないことは、クライアントに聞くこともあるし、チームやグループ会社の不動産経験者にヒアリングしたり、資料や本から情報を得たりなど、様々な方法で知見を広げています。一人あたりの担当プロジェクト数が多すぎないので、一つのプロジェクトに集中でき、学びやすい環境だと思います


これまでの経験やご自身の強みはどのように活かされていますか?

これまでBizDevのような動き方をしていたので、広く浅く(特に)企画・設計・マーケティング領域の知見がある状態でした。これらの領域での経験から共通して得られたのが「全体俯瞰ができる」「抽象度が高い部分が分かる」という点で、現在のプロジェクトに活かせていると思います。

「大手企業において新規事業を進める」という経験を積んできたので、類似する状況の中で、どのような障害があるのか、どのようなムーブメントが起こるのか、どのような手順で進めていくのか、という組織の動きの実感値があることも活かせた経験の一つです。

また、参画してから概念データモデルをはじめとしたDXの知見を深めることができました。DXビジョンを基に意思決定がなされていく風景や抽象的な絵が見えてきたり、少しずつ関連部門の足並みが揃っていくのが見えるのがやりがいの一つです。


今後のキャリアについてどう考えていますか?

自分のキャリアというより、チーム・事業部の観点になりますが、今の取組の幅をより広く、規模をより大きく成長させ、クライアントや業界の成長に繋がるといいなと思います。

また、事業部としての強みが欲しいと考えています。各プロジェクト、各自の取組から得られたものを社内ナレッジとして蓄積させたり、業界も、不動産だけではなく建設や金融などの関連業界に広げていけたらと考えています。

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