2023.11.01
WealthPark Investment 特別対談企画: 福利厚生サービス 従業員パッケージ参加後の「気づき、発見、変化」などを伺う
WealthPark Alternative Investments株式会社(以下WPAI)は、この度株式会社TAKUTO(以下TAKUTO)の従業員の皆様の投資についてサポートさせていただき、希望する社員の皆様に不動産担保ローンファンド投資に取り組んでいただきました。
投資には難しいもの、怪しいものというイメージが未だに根強くつきまとっていますが、このプロジェクトでは自社が管理する物件(※貸付先ならびに物件の所有:WealthPark RealEstate Technologies株式会社)するという形をとったこともあり、最終的に90%以上の社員が投資を決めました。
参加された方々からは、投資に関するイメージが変わっただけでなく、仕事や普段の生活においての物の見方や視野にも好影響があったという声を多数いただきました。また日頃からTAKUTOのオーナー様にはWealthParkのオーナーアプリを利用いただいていますが、社員の皆様にもこのプロジェクトを通して、初めてオーナー様と同じ投資家の立場からアプリを体験していただきました。
今回は、投資に参加された皆様に投資に対する印象や実際に取り組んでみての気づき・発見・変化などを伺いました。
ゲストプロフィール
入社5年目。現在は採用教育担当として経営企画部経営企画課に所属し、採用教育及び中途採用・中途社員の教育などに従事。「新入社員教育に携わる中でも、資産形成・制度や福利厚生の部分が欠けていることに問題を感じていた」とのことで本プロジェクトにも積極的に取り組んでいただいた。
入社の2年目。サブリースに所属しており、主な業務はオーナー様との付き合いと物件の収支管理。今後先輩社員の物件を円滑に引き継げるよう考えながら、アシスタントとして経験を積んでいるそう。
入社の2年目。学生課において、学生マンションの管理を担当。一般のお客様の部屋の補修から着工のサポートまで、不動産の一連の流れを学びながら、知識とできることを増やすべく仕事に励んでいるそう。
入社約19年目。TAKUTOの仲介店舗「ミニミニ」に約13年勤務後、TAKUTOの管理部門に異動し今年で5年目。今の顧客である仲介業者様の心理についてはある程度理解しつつも、管理は仲介に比べてやらなければいけないことが多いとのことで現在も日々勉強中だとか。
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投資も最初の一歩を踏み出すのが難しい
ーー初期から参加いただいていたということで、もともと興味がおありだったのかなと思いますが、以前から投資はされていましたか
山口様(以下敬称略):以前店舗で勤務していた際、4人いる社員のうち2人が金融商品に関する資格を持っていて株をやっていました。もう1人も証券会社で働いていた経験があって詳しかったんですが、僕自身はあまり知識がなくて話を深堀したりはできなかったんです。
ーー株の取引を薦められたりは
山口: 確かに投資をやってみてはという話もしましたが、タイミングが合わず知識もなかったので実践できていなかったという状況でした。
そんな中、今回このような機会をもらい遂に「やってみようかな」と。福利厚生って特別休暇やパソコン貸与、交通費、健康・社会保険とかはありますけど、こういうのは一般にはあまりないですよね。それでやはり1回試してみたいという気持ちになりました。
ーーよくわからないものへの投資だとちょっと大丈夫かななんて思ったりしますけれど、自社の開発物件で自社で管理してるものだったらという安心感もありますよね
土居様(以下敬称略): すごくありました。私の場合は取り組みたくても時間もないし、調べても情報がありすぎてよく分からないという感じでした。
ーー調べようにも、情報量が多いが故の難しさは同じく感じます。土居さんは1回目からやっていただいて、他の方にも「結構良いよ」とお勧めしてくださっていた記憶があります。1回目で何か感じたものがあったのでしょうか
土居: それは正直感じていないんです(笑)。ただ、取り組みが従業員のためにも会社のためにもなるし、お客様の立場にも立てるという3つの意義、背景を説明いただき、社員としてはやるべきだと感じました。
佐藤様(以下敬称略): 私の場合は、興味はもともとありましたし大学時代に株をやっている人が身近にいたんです。しかし取り組んでみたいと興味が湧いても、情報が多く調べれば調べるほどわからなくなってしまいました。結局1度も手をつけられませんでしたが、今回の研修で機会をいただけて、「自分でもできるかな?」と感じたので始めてみることにしました。そこからまた少し投資とは違いますが、ビットコインなどの暗号資産にも取り組んでみようと調べているところです。
ーー他の投資についても既に始めていらっしゃるんですね
佐藤: 今回のプロジェクトがきっかけになって、投資に関する視野が広がりました。抵抗がなくなったというかやってみてもいいかなと。
元村様(以下敬称略): 私は母から「投資に取り組んだ方が良い」と言われていたものの、なかなか動き出せずにいました。しかし今回研修で機会をいただき、入り口までサポートをしてもらったことで、まずはあまり何も勉強せずに始められて一歩前に進めました。
ーーありがとうございます。周りがやっていたり会社の取り組みでもあったりすることで始めやすかったのではないかと思います。
福利厚生として補助ありの投資に取り組めるチャンス
ーー今回は会社の補助もありますし、対象も御社の開発・管理する物件となっていますが、福利厚生で取り組むという部分にはどういった感想をお持ちでしょうか。
佐藤: もともと興味は持っていたため、始めるきっかけをもらえたという印象です。1,000円を貰えるという補助を受けられたのもあって始めやすかったですし、私に限らずそういう人は少なからずいると思います。
ーーやはりきっかけになるというところですよね
元村: 私は母から言われているだけだったのが、いざ会社からも言われると、やはり資産を自分で管理していくことは非常に大事だなと改めて気付けましたし、今後はそういう時代になっていくということを認識させられました。
ーー土居さんはいかがですか
土居: 今は自分で資産形成をするという社会の流れがあります。制度をこの段階で新設することは当社の進化し続けるとか先進的な部分になっていくので、会社のアピールという面でも非常に良かったと思います。
ーー他の管理会社さんがまだ全然やっていないようなことですもんね
土居: 私は採用をやっていますが、「不動産はアナログで遅い」というイメージがあるという学生さんも多いので、1つの武器になるのではないかと考えています。
ーーこれまでのインタビューを通しても新しいものを積極的に取り入れていくというイメージがありました。今回も他の会社さんにも恐らく大きな影響を与えるのではないかと感じています。
日本は投資が遅れている国で投資という言葉にも怪しいとか怖いとかいうイメージがある中で、会社からの補助もあり最終的に御社社員の90%が投資をしたという、この結果は本当に素晴らしいと思います。
投資経験が仕事での考え方も変えた
ーー今回参加して視野が広がったと伺いましたが、お金に関わる部分で今までと仕事の向き合い方・考え方が変わった部分はありますか
土居: 「貢献した」という実感を初めて得られたのは大きかったです。私は非生産部門の仕事をしているので、他の方々が直接的にお金を生み出していることを有難いなと思う一方で、自分は皆様に還元・お金を生むことはできていないなと少なからず後ろめたく感じていました。
ーー分かりやすく貢献できているとは思いにくかったんですね
土居: 今回投資をして、会社全体で同じ方向に向かうプロジェクトに参加できたことは、会社のためになれたと思えましたし初めて結果の一部に貢献できたと実感しました。
山口: 私は今までリーシング課やオーナーサポート課を渡り歩いてきましたが、自社で開発した物件への投資を通して、開発に興味を持ち、その部門で働きたいという若い社員が増えてくるのではないかと思います。管理会社と開発は少し違う畑だと感じますし、TAKUTOもインベストメントで線引きしている訳ですが、開発事業部に入り間もない社員を除き、数年経ち色んな資格を取得すれば、デベロッパーのような開発の業務に興味が湧いてくるのではないかと思います。
ーー自分の関わっているところ以外の会社の仕事を理解しやすくなり、興味を持てるようになりますよね
山口: 僕も若かったら開発に行きたかったです。幼少期から家の間取りを見ることがすごく好きで、今も普段ウォーキングをしながら、「こんな物件欲しいな」とか「こんな場所良いな」とか思いながらマンションや管理会社を見ています。実際に今回投資している物件にももちろん興味がありますし、とても魅力的な建物みたいなのでぜひ見に行きたいですね。
ーーTAKUTOのロゴも大きくありますし、実際に入居者様がいるという状況見れると良いかなと思います。私自身も建物を見てまた興味が湧いたということもあって投資を追加させていただきました。
オーナー様と同じ立場から投資を経験できる
ーー今回は御社のお客様が実際に使用されているアプリを、皆様にも使っていただきましたが、実際に使用してみていかがでしたか。
山口: シンプルで使いやすいです。物件の写真があり投資金額があり、ポートフォリオを押すと収支報告書も出てきます。それらを見ながらPDF・エクセルの形でメールやSNSで送信できますし便利です。オーナー様には年配の方も多いですから、色々な操作をする必要がなく、シンプルに使えるというのは良いですね。
ーーこのプロジェクト以前にアプリのオーナー様側の画面を見たことはありましたか
山口: ほとんどないですね。オーナー様とチャットでやりとりをすることはありましたが、お客様から見た画面を触ったのは今回が初めてですね。思ったよりずっと使いやすかったです。
ーーそれはとても良かったです、ありがとうございます。実際に高齢の方が使いこなすという例も増えてきていて。
1、2年前にはアプリの導入を断られたオーナー様も結構いたんですけれども、昨年の年末にもう一度導入案内を送った際には約70件の申し込みが入り、その中には元々はアプリの利用を渋っていた方もいらっしゃいました。
時代が変わってきていますし、実際に使ってみたらそこまで難しくなかったと感じているのかもしれないですよね
山口: 最初に紙をやめる案内をしたときは、オーナー様に急になんなのかとすごい言われて大変なこともありましたが、オーナー様の子どもの世代になったらますます加速していくでしょうね。
ーー普段の業務で、特に土井様なんかは、オーナー様とのやりとりがないかと思うのですが、オーナー様の使っているツールを同じ投資家として使う機会ができたのはいかがでしたか
土居: 非常にありがたいですね。あとはお金が増えていることについての嬉しさもありました。6月か7月に見たときにはまだ反映されていなくて悲しかったんですけど、今回インタビューがあるということでもう一度見たら「入ってる!」って。
元村: 私は投資額が大きくなかったため入ってくるお金は多くありませんが、何もしていないのに勝手にお小遣いが入ったみたいな気分になりました。今までは仕事で給料を貰うのが収入というイメージでしたが、もっと長い期間続けたり大きい金額を投資すれば、どんどん増えていくんだろうなと想像できて、アプリ上でお金が増えているのを確認するのが楽しいです。
ーーしかもお金が増えて嬉しいだけでなく、ちゃんとどこかで役に立っているのも嬉しいですよね
佐藤: 僕も元村と同じく大きな金額を入れていないので入ってくる額もたいしたことはありませんが、銀行に預けているだけでお金が増えていくような感覚なので、改めてすごいと思いました。今後はもう少し投資額を増やしていけたらと思います。
ーー最初はちょっと少額で始めて、大丈夫そうだと思えたら増やすのも一つの手ですよね
「危機感を持つようになりました」
ーー今回参加したことをきっかけに、感じたことや視点・興味などに変化があれば教えていただけますか
土居: 新聞を見ていると、市場の株価変動が目に入るようになりました。株価から企業の盛衰というか、日々の情報収集とは違う観点から経済界を見ています。
ーーすごい、投資家ですね
土居: そこからまだ発展はさせられていませんが、今後生かせる部分としては社員教育で、今までは講師の方に来ていただかなければ話せなかったところを、自分の経験として話ができるようになったのは1つありますね。
ーー実体験があってから話せることもありますよね
佐藤: ニュースの話だと、為替相場なんかも以前は「ああそうなんや」と流し見ているだけでしたか、今では一年間での円の値動きや日本・アメリカの政策を見て大丈夫なのかなと考えたり、自分でかみ砕けるようになりました。そういう部分を無意識に考えるようになりましたし、ちゃんと吸収して理解できるようになったんだなと思います。
ーーなるほど、すごいですね!元村様は何かありますか
元村: 危機感を持つようになりました。自分が高齢になった時に年金が下がるといった問題はこれからもあると思いますが、実際に今回少しでも資産を増やすことができましたし、周りの社員や親から、もっと早くに取り組んでおけば良かったという話を聞くと、自分はせっかくチャンスに恵まれたのだし若いうちからやらなければと感じました。お金を銀行に預けるだけではなく、給料以外の部分でしっかりと資産形成をしていく機会を今回いただいたので、危機感を元にこのままもっと勉強していきたいです。
ーー今月いくら使ったか、ではなくて将来のお金のことも考えるようになったということですね
元村: そうですね、将来に向けて貯めておかないとまずいんだろうなということに気づきました。
ーー10年後に始めるのと今始めるのとではだいぶ違いますもんね。私もこれから積極的にやりたいと思っています。
プロジェクトを経て初めて投資について話せるように
ーー社内で、今回のプロジェクトについて会話したりすることはありますか
佐藤: 同期の間で話に上がることはそんなにありませんでしたが、現場研修での先輩社員との会話のきっかけにはなって「こういうものをやっているよ」などという話はしました。
ーー先ほど山口さんから昔の店舗では投資に詳しい面々の会話に入らなかったというお話がありましたが、今だったら違いそうですよね
山口: 私から会話を切り出すかもしれません(笑)初めて。
ーーそうですよね。今まで話題にでならなかったけれども、今回話題にする機会ができたと
山口: 始めたからこそ、そういったことを話せるようになった気がします。
ーーお二方も何か感じているところがあればお聞かせいただけますか
元村: 重複しますが、もっと早くに始めておけばと思います。母からは、「会社がそういうことをやってくれるなら今のうちにやっとくべき」「補助までくれるなんて良かったやん」と言われました。
土居: 意外と皆が取り組んでいることに気付かせていただきました。投資額をいくらにしたかという「よく聞いたな」という話題が話の入り口で(笑)。失礼かなと思いながらも、相場が分からなくて先輩に聞いたところ、私が1返ってくるかなと思ったところに10くらい返してくれて、色々教えてくださいました。私は1万円から始めたのですが、その方は数十万円から始めたと聞き、やっている人はやっているんだと危機感を感じるようになりました。
ーー「私いくらでやっているよ」みたいな会話も聞こえたりして。他の方の話聞くと始めやすいですよね
土居: 周りの人に他にやっている投資を教えてもらったりもできて、頼れる人がたくさんいるんだなという風に感じました。
今後もより積極的に挑戦を
ーー今後も色々と御社のプロジェクトは出てくると思いますが、どんな風に取り組みたいなどありますか
山口: 今後、別物件でも同じような取り組みを実施していくと思います。一つの物件に集中して投資する手もありますが、別物件・別の場所についても積極的に取り組んでいきたいです。
ーー不動産を見るのが好きとのことでしたが、何かお好きな物件の傾向なんかはあったりしますか
山口: デザイナーズ物件は実用性がないので好きじゃなかったのですが、投資するとなればやはりかっこいい物件の方が夢があると感じます。投資家として、希少価値の高いものに投資したいという風に見方が変わりました。住む・住まないという点からと投資からの視点は全然違いますね。
佐藤: 私も今後、同じような投資機会があれば取り組みたいです。理由として、今回実際にやってみてハードルが低かったため抵抗がなくなったこともあります。あとは分散投資をした方が賢いと思いますし、そういった意味でも色々なところに投資をしていきたいです。
元村: 今回は、最初から最後まで流れを指導してくださり、後は入れるだけという感じでとりあえず挑戦できました。正直、詳しい仕組みは理解できていないですし、知識も足りないと感じているので、これを機会にまずは投資やお金について勉強をしていきたいです。今後はどういった仕組みかを理解したうえで自分で選択できれば良いと思います。
ーー弊社も御社と提携して素敵な取り組みをはじめ、色々なことをお伝えできればと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。沢山のお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
インタビュアー:WealthPark & 前田 千里
株式会社TAKUTO
代表取締役社長 太田卓利
大阪府大阪市中央区高麗橋3-2-7 オリックス高麗橋ビル2F
会社ホームページ: https://www.takuto-group.com/
<本件に関するお問い合わせ先>
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Contact: https://www.takuto-group.com/contact/
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